【お客様の声】現場教育DXの達人!!奈良市で年間70棟‼株式会社 楓工務店様へインタビュー♪

  • Log Walk

今回は、奈良県で注文住宅を年間70棟建築している楓工務店様にて現場管理者をマネージメントしながら、自身としても現場を管理されている渡邊さんへインタビューをさせて頂きました。

現場監督の課題

社内勉強会で現場の情報をしっかり伝えたいけどスマホ写真だと臨場感が無く、伝えにくい
仕様変更など大工さんへしっかり伝えるために現場に行かないといけない
何かがあると、「現場に来てくれ」に

現状と効果

事務所から、まるで現場にいるかのような体験が可能に!社内勉強会の質があがった!
大工さんへの「おさまり会議」にLog Walkを活用!W断熱の難しい新仕様もリモートレクチャーが可能に!
完全なるオンライン体制に!現場へ行くタイミングは絶対におさえるポイントのみに!

ー 本日はありがとうございます! 早速ですが、渡邊さんは、どのような仕事をされていますか?

施工管理にて、利益管理や安全管理、新入社員への教育・育成など総合的に見ている課長職をしていて、施工管理者としてのキャリアは、11年目です。
元々は社寺系の建築をする会社で、大工をしてました。

 

ー 元々大工さんだったのですね!だから渡邊さんは現場が詳しいのですね。楓工務店さんは、日本トップレベルで教育システムが出来上がっているというイメージがあるのですが、弊社サービスによって社内教育の仕組みは変化されましたか?

社内で月2回の勉強会を実施しており、参加者は自己研鑽のため任意参加で設計・インテリアコーディネーター(以下:IC)・施工管理・社内大工が参加しています。そこでLog Walkがめちゃめちゃ使えています。

今までの勉強会では、現場の状況を伝える手段がスマホなどで撮影した断片的な写真しかなくて、「ここが、こうなって、こういう納まりになって」と伝えても、上手く伝わらないケースが多かったんです。みんなで「これは、撮影した時の写真の角度が悪いんじゃ無いか」とか色々ともやもやする所がありました。さらに、写真では伝わらない細かい納まりの部分が多いので、月に1回は実際の現場に行って勉強会を開催していました。

Log Walkを使用してからは、360度ぐるっと好きな箇所を全員で見ながらレクチャーが出来て、説明する側もそうですし、聞いている側の理解度も格段に良くなりました。さらに、現場に行って勉強会を開催することも無く、業務終了後の夜の時間帯で勉強会を開催したりできるようになり、非常に社内教育のための生産性が向上しました。なかなか現場に行けない設計やICも「この図面だと、こういった形でおさまって、こんな感じになるんだな。」という想像を容易にする事が出来て、めちゃめちゃ評判が良いですね!

勉強以外の場でも、各現場の担当の設計やICなどはLog Walkを確認するようになって、まだ発生はしていませんが、「あれ?思ってたカタチと違う」などの危険察知をしてもらうために役立てています。

まとめると、1回あたりの社内勉強会の質が高まって、現場へ移動しなくとも、オフィスからまるで現場に行っているかのようなレクチャーが出来るようになりました!

 

ー ありがとうございます!Log Walkならいろんな角度から納まりを確認できますし、時間軸を自由に移動出来るので、『施工前→施工後』など、リアルに現場に行くよりも充実した研修になりますよね!他に設計さんやICさんが喜んでいるところはどんなところですか?

基本的には、物件の形状が図面と合っているのかなど皿監(サラカン)をしています。
現場管理者から設計やICに対して、「この図面の書き方だと、こうやっておさまるから、次回はこのような図面にしてね」というカタチで工事を円滑に進めるために現場管理者からのフィードバックを大事にしており、常にスタッフ全員が現場を考えた図面のカイゼンをしています。

特に階段は、図面だとキレイに納まるように見えるが、現場だと結構複雑になる事が多いです。そんな時も、Log Walkがあれば、現場管理者から設計に対して、VR空間で好きな場所から好きな角度で該当工事箇所をしっかりと現場状況の伝達ができて、カイゼンが上手くまわるようになりました。今までは、スマホの写真しかなかったので、伝えにくかったし、伝わらなかったですね。IC部門では、デザインに関わる部分、特に造作とかクロスのおさまりについて、今までは現場に行かないとなかなか分からいような複雑な部分まで確認できるので重宝しています。

 

ー 楓工務店さんでは、全員が現場を中心に考えて図面の書き方を日々カイゼンしているから、業務全体が効率化しているんですね。社内勉強というと何をしたら良いか分からない会社さんもいると思いますが、楓工務店さんのように、「図面をこう書くと、現場の納まりがこうなるから、次回からはこうやって図面に記載しよう」という取り組みを先ず全員で実施する事が大きな生産性向上に繋がりますね。新人さんはどのような使い方をしていますか?

新人には絶対必要なサービスですよね。
勉強会で先輩社員からLog Walkで現場状況をレクチャーしてもらい、どういう図面をかいたら、どういう現場になるのか理解の促進になっています。
勉強会とは違うところだと、図面作成の時に非常に役立っています。2年生や3年生の設計が図面をかいたときに、よく先輩社員へ「質問があります」という連絡がくるんですが、その際に過去その図面パターンで施工が進んだ現場をLog Walkで見せながら説明をしています。

近くに自分達がいれば、Log Walkを見せてもらって質問に回答できるので、説明する側も新人側もしっかりと現場状況を理解可能です。
過去物件の全ての状況がLog Walkにアクセスすれば誰でも確認できる事は、現場のVRデータが会社の資産となっていることを実感しますね。新人って現場に行かないと実態が掴みづらかったりするじゃないですか。しかも、そのパターンで今工事が進んでいる現場がない場合、過去物件のスマホ写真くらいしか現場情報を伝えてあげられなくて、お互いに納得ぜずにもやもやと。Log Walkなら、「あ!そのパターンね。それはこうやって工事が進んで、こういう部分を気をつけないといけないよ」としっかりVR空間で施工レクチャーができるので、教える側も教わる側もお互いにとってハッピーですね。

 

ー 楓工務店さんでは、Log Walkがひとつの教育用の施工ビックデータとなっていますね。建築が大好きな楓工務店のスタッフさんは、Log WalkのVR空間で自社物件の細かな納まりを見ているのが楽しくてしょうがないでしょうね!社内活用からちょっと話を変えて、職人さんはどのように活用していますか?

月1回の大工さんへの勉強会「おさまり会議」をしているんですが、現場の細かい部分ってどうしても言葉と写真じゃ全く伝わらないんですよ。特に今はコロナ禍でWEB開催になっているので、なおさらです。

今は、おさまり会議にLog Walkを使用しており、階段施工や新仕様について説明しても大工さんへすぐに伝わり、「ほぉ!なるほど。分かりやすい!」と好評なんです。22年の6月からW断熱工法の新仕様を採用しており、大工さんは現場で納まりの工程が増えているんですが、Log Walkを使ったレクチャーが非常に分かりやすかったのか、15名の大工さんが全員新仕様を触っているのですが、全然大工さんから電話がかかってこないんですよ!話していて、今気がつきました(笑)

また、大工さんから施工方法について質問の電話やチャットで連絡が来た時に「とりあえずLog Walk撮影して」と伝えています。現場の細かい部分まで監督は覚えているわけでは無いので、突発的な質問にもLog Walkは使えますね!

大工さんが撮影したLog Walkから、良い角度をiPadでスクショして施工指示をデジタルペンシルで書いたりして指示をしていますが、質問からの指示出しが本当に楽になりました。なによりも、伝えやすいです。Log Walkの撮影は、大工さんだと週に2回の撮影と突発的な質問時のスポット撮影をしています。

 

ー スマホ写真だと「この裏側がみたいんだよなぁ?。この角度から見たいんだけどなぁ。」とか伝えにくいですよね。

そうなんですよ。建築って立体で様々な角度で確認しないと分からない部分が多いので、「ここから見たら、こうなって、この場所から見ると、こういう納め方をしてほしい」といった指示内容が多くて、それがLog Walkなら様々な角度から該当箇所の説明ができて、しかも時間軸を変更して、施工前と施工後をいったりきたりも出来る、リアルよりも施工指導には向いているサービスですね。

もし、Log Walkが無かったら、単純計算になりますが、新仕様の施工方法について職人さんから電話がかかってきて、例えば15人の大工さんそれぞれの現場に1回は行くとなると、往復と現場滞在の3時間×15現場で、45時間は無駄になっていたなと。

そんなに現場に行ってられないですよね(笑)

 

ー 大工さん以外はどうですか?

現地調査に行かなくて良くなりましたね。地縄をはって、基礎屋さんにLog Walk見ておいてよと伝えたり、「何か不具合ある!?こここうしておいてよ!」など遠隔で打ち合わせをしています。
あと、サイディング屋さんも役立っていますね。
「ここにこんな下地入れてくれているんだ。ここにビス打てるんだな」などを職人さんに見てもらっています。
今までは、現地に行って下地の状況を把握したり、電話がかかってきて、「下地ないんだけど。。」ということを言われたりしてましたが、サイディング屋さんが入ってきた時には、もう断熱施工で隠れてしまうので、確認できないじゃないですか。Log Walkがあることによって、隠蔽部分がどうなっているのかすぐに職人自身で確認できる。それによる電話がかかってくることも減りました。

 

ー 今日の話で、職人さんとの施工指示にかなりLog Walkを活用していただいており、電話の回数も削減されている様子ですが、「現場に来てくれ」は無くなりましたか?

「現場に来てくれ」は、もう無いですね。完全にオンライン化できています。現場へ行く回数をゼロにするわけではなく、絶対押さえている項目は現場に行く。それ以外をどう削減できるのかをいつも考えています。

 

ー 現場監督さんって業務が多岐に渡るのでお忙しいですし、特に渡邊さんはマネージメントや社内教育など業務が多いので、1本の電話も減らしたいという気持ちが会社全体の生産性向上に繋がっているんだと感じました。安全管理現場美化の観点では、どうですか?

Log Walkをやる前から、そもそも大工さんは現場をキレイにしてくれているので、それをチェックするくらいですね。大工さんに感謝ですよ。
 

ー たしかに!楓工務店さんの現場を見せてもらうと、いつも「これは撮影用に掃除したの?」と思うくらいキレイですもんね!現場がキレイだと、Log Walkの『施主共有機能』がめっちゃ使えるんじゃないですか?

めちゃめちゃやっていますよ!
お施主様へのVR空間の共有は、配筋・基礎完了・上棟後(中間検査)・断熱工事・クロス前(ボードの状態)・完成時で、お施主様が「おぉー!現場が変化した!」と思うところを自社でルール化して共有しています。お施主様の感触がめちゃめちゃ良くて、Log Walkを送ると写真を送るだけでは返ってこないような喜びのコメントがきますね。「家の中がぐるっと見えるので、めちゃめちゃイメージ湧きます!」とか喜びの声が多数寄せられるので、私もとっても嬉しいですね。

 

ー お施主様からの喜びの声って何よりも原動力になりますよね!品質管理においては、変化はありましたか?

クロス施工前に棚の高さや照明器具などのコンセントの位置などを確認しに、今までは施工管理とICで現場に行っていたんですが、ICの現場同行が無くなりました。現場への移動時間と滞在時間を含めると、1現場3時間は掛かっていた時間が10~15分のLog Walkチェックで済むようになりました。
施工管理者は、内部のビスチェックなど細かい部分のチェックがあるので、現場に行きますが、その際にLog Walkを撮影して、ICがそのデータをチェック。コンセントの数と位置やダウンライトの位置、棚の納める関係性などをLog Walkを使って現場に行かなくても図面との整合性チェックができるようになり、新築事業部全体で時間短縮になりましたね。

 

ー 写真だけだとリモートチェックするにも大変ですもんね?

無理ですね、家の中をめちゃめちゃ撮影しないといけないですし(笑) Log Walkなら、まるっと簡単に見れます。
現場に一緒に行っていたときは、施工管理者は朝早いので、ICからしたら現場に朝早く行くのは大変だったでしょうね(笑) お互いの時間調整なども意外と手間だったりもしますからね。

設計とICに「Log Walkを見ておいてね」としている事が、そもそも品質管理の向上につながっています。思ってたイメージと違うというのが無い。

今後はルール化して徹底していこうと思いますが、クロス前に設計もICも問題箇所が無いかチェックするように依頼しており、クロス前に問題箇所をしっかり補修する事が可能になりました。クロス後にやりかえするとなると、みなさん経験あると思いますが、一面張り替えなど結構手間なんですよね。クロス前にわかれば、クロス破らなくて良いのに。
それによって、職人さんに謝るなどの精神的な手間が無くなったことも大きいです。結局、職人さんは悪くは無いですから。職人さんはせっかくキレイに仕上げているのに、貼り直しするなんて悲しいですよね。会社がしっかりチェックをして、職人さんとの関係性をしっかりしないといけないと思います。

 

ー 今日聞いてきた中だと、やはり社内勉強会を起点として効率化が大きいですね。

勉強会が楓工務店の結構な仕組みづくりになっており、「この現場でこういった問題があったから、次からは図面の書き方をこうしないといけないよ?」など施工のためのカイゼンが非常に上手くまわる取り組みです。勉強会での議題から社内チェックリストも増えたりしており、ミスを未然に防ぐための仕組みを日々追求してます。設計もICも現場管理者も全員が「現場をよくしよう」という気持ちがあることが弊社の強みですね!

 

ー 日々現場のカイゼンのための勉強会があって、その中のツールとしてLog Walkが機能しているという、非常に参考になる話です。ありがとうございます。営業観点では何か取り組みはあるのでしょうか?

契約前のお客様へコンシェルジュ(営業)がLog Walkを活かしていけないかは、今後やっていこうと思っています。現場にご案内して、断熱施工や構造などを説明しているんですが、Log Walkを活用してリモートで構造説明をしていこうと思っています。全現場で構造見学会が可能ですね。断熱施工の前後や構造の説明など、お客様に対してどこをどのように説明するのか社内の仕組みを作って実施していこうと思っています。

 

 

ー やはり仕組み化ですね。新仕様の説明をする際も、Log Walkがあればお客様の納得度合いも高まりますね。話が変わるのですが、logbuildのサポートはどうですか?

毎週送られてくるecomoさんや他社さんのLogSystem活用事例は「なるほどなぁ!!」と勉強になっています。安全管理をマニュアルにそってLog Walkでチェックしている事例など、「たしかにそうだなぁ。」と関心しています。監督陣の中でも、「これパクって仕組みに追加しよう!」と結構話をしますよ!

 

ー ありがとうございます!めちゃめちゃ嬉しいです!これからも続けていきます!最後に渡邊さんだったら、どのような人にこのサービスを紹介したいですか?

現場のことをしっかり共有できていない会社さんに、オススメしたいです。

現場の知識って各社さんそれぞれあると思いますが、Log Walkを活用して現場がどのように仕上がっていくのか、次回からはどのようにカイゼンしたら良いのかなど、自社物件の知識の向上に役立つので、是非使ってもらいたいと思います。

現場管理の数を増やしたい、現場の進捗管理や現場での納め方をしっかり把握したい人にもオススメですね。
現場管理をウリにしている会社さんは絶対これで良いですし、施工状況を時系列で動画にしたりしたら強みを表現できますしね。
そして、logbuildのユーザーさんに伝えたいのは、職人さんが撮影してくれたら、しっかり「めっちゃ進んでいますね!」「お施主さんめっちゃ喜んでます!」などしっかり伝えてあげてほしいです。職人さんが撮影してくれるのは当たり前ではないですからね。
最後に、みなさんに声を大にして言いたいのは、社内や社外の勉強会での活用です。組織レベル、現場レベルを上げたい会社さんは絶対Log Walkを使えば良いと思います!

 

 

※log buildコメント
埋め込まれているVR現場空間は、Log Walkの「施主共有機能」を使用しており、お施主様は建築会社よりVRで建築現場の進捗報告を受けられるので、大きな顧客満足度の向上に貢献します。
上記は外部共有機能を使用したデータなので、限られた撮影地点のみが確認可能ですが、ご利用いただいている建築会社様は、360度のVR空間を外部も内部も、日付も自由に全て動き回ることが可能なので、いつでもどこでもリモートでまるっと現場状況を把握可能です。

私たちは家づくりを通じて、お施主様の理想や不安を整理させていただくお手伝いをさせていただいております。「家づくり」は、家を作ることが目的では無く、新しく建てるお家で手に入れる新しい暮らしが目的です。お施主様が抱える様々な理想や不安を整理させていただき、プロとして最善の方法を提案し、計画的で最良の選択をしてもらい、新しい暮らしが始まった時に「あぁ、こういう暮らしがしたかったんだ、家を建てて良かった」と、感じてもらう事が、私たちの最高の喜びであり仕事のやりがいです。

幅広い商品ラインナップで「ひとりひとりのライフスタイルに合った理想の暮らし」をご提案し”ご家族らしさ”や”想い”を
引き出しカタチにする。そんなお家づくりを心を込めてお手伝いします。

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